slowly life 〜読書、美術館巡り、ワイン、コーヒー〜

気ままに日頃考えていることを文章にまとめるブログ。

コーヒー検定を受けようと思った理由

今年はワインとコーヒーの勉強をした。
嗜好品を嗜好品として意識しながら飲むことは今年に入ってから。
コーヒーはカフェインの補充、ワインは飲んで酔うためのものというポジションだった。


コーヒー、ワインの勉強をしようと思ったきっかけは、不妊治療の延長のおかげかもしれない。
治療を何度もし、流産も2回経験。
妊娠を意識して辞めてしまったもの、妊婦の間はできないこと、その我慢から解放された時、そっか、もっと今から勉強すればいいのだと思った。


今までのコーヒーとの関わり方をまとめる。
コーヒーは子供の頃から、いつも母がドリップで淹れるものに牛乳を入れてカフェオレにして飲んでいた。
大人になってからも基本ドリップ。
5年前から自動のグラインダーを購入し、コーヒー豆を買って飲んでいる。
去年までは、コストコで売っている、700gも入っているスタバブレンドを、めちゃくちゃ時間を掛けながら飲んでいた。(ものすごく不味くして飲んでいたと思う)


コーヒーの勉強をしよう、勉強をしよう、と思いつつも本を読んだりもしてこなかった私は、今年1月、講習会に参加しようと思い立ち、横浜のCARAVANコーヒーでJ.C.Q.A.コーヒーインストラクター3級認定講習とキャラバンコーヒー基礎講習ハンドドリップ抽出体験を受けてみた。
https://www.caravan-coffee.com/seminar/inst3_drip/
コーヒーの品種、挽き方、焙煎の違いで味がかなり変わることを知った。
この時私は、インドネシアの豆が好きで、酸味が強いものが苦手だと感じた。
また、この日はドリップの方法についても学んだ。
タイマーを使い、量を測りながらコーヒーを淹れたことが今まで無かったので、新鮮だった。


講習会を受けた後は、なんとなく産地別で飲んではみたものの、そこまで覚えようとはしてこなかった。
のんびり楽しんでいたところ、2級があると知り、受けることに決めた。


コーヒーの検定に出てくる知識と、一般のコーヒー愛好家が知りたい知識にはズレがある気がする。
ただ、2級の内容に関しては、比較的消費者向けであり、勉強していてためになった。
基本的にどこかで聞いたことのある内容だったので、勉強しやすかった。
特に保存方法に関して、今までコーヒーをまずくしながら飲んでいたことに気づき、反省もした。


もう一つ、コーヒーの勉強をしたいと思ったきっかけは、フクロウカフェをしたいからである。
そこで出したいコーヒーを見つけるためとも言える。
私は自分自身に関わりのあることを、その良さを伝える人になりたい。
カフェでは、台湾コーヒーを出したいと強く思っている。


今年は、台湾人の知り合いも増えて、台湾のコーヒー豆を売ってくれる友達もできた。
とてもおいしいコーヒーなのだけど、何と比較して美味しいのか、それを今の私は説明できない。
自信を持って台湾のコーヒーを紹介するためには、勉強するしかない。


自分の発する言葉に自信を持ちたい。

だから私は勉強をする。


嗜好品の世界は飲んで、食べて、味わって、時間をかけて研鑽するしか方法はない。
最短ルートとして、コツなどを掴むために検定があるのだろう。
コーヒーの検定に関しては、もう良いかなぁと言う感じ。

あとはひたすら普段の生活の中で意識して飲んでいく。

コーヒー豆の保管方法などは見直しが必要。

今ある在庫が無くなったら、買い込まずに、適切なタイミングで美味しい豆を買おうと思う。