slowly life 〜読書、美術館巡り、ワイン、コーヒー〜

気ままに日頃考えていることを文章にまとめるブログ。

認知バイアス事典 行動経済学② フレーミング効果 選択肢過剰 ピークエンドの法則 極端性の回避 ハウスマネー効果 符号効果 デフォルト効果 無料の力 貨幣錯覚 確率加重関数



行動経済学編続き!!!


認知バイアス事典 行動経済学① アンカリング サンクコストの誤謬 メンタルアカウンティング 自信過剰 ピア効果 後知恵バイアス 現在バイアス 損失回避性 確実性効果 社会規範 - slowly life 〜読書、美術館巡り、ワイン、コーヒー〜




フレーミング効果
同じ情報、結果、内容であっても、伝え方や質問表現を変えることで受けての判断に影響すること。


フレーミングの罠に引っかからないように。。。。
例えば、家を購入した時、月間5000円でオプションをつけられると言う言葉。
35年ローンの中の一部であり、結果210万円の支出になる。
金銭感覚が麻痺しやすい高額なものの購入の際、フレーミングにハマりやすい様な気がする。



選択肢過剰
選択肢が豊富であるほど、最適なものが選べると考えるが、実際は選ぶことができない、あるいは困惑する傾向。


選択肢が多いことを良いことだと思わないこと。
選択に迷わないためには専門知識をつける必要がある。



ピークエンドの法則
過去の出来事を評価する際に、途中経過よりも絶頂と最後の印象によって決めてしまうこと。


終わりよければ全てよしの現象。
この法則で言えば、苦痛の方を最初に持ってった方が良いのかなぁなんて。



極端性の回避
極端な物を選んで後悔したくないため、中庸な選択肢を選ぶ傾向。


松竹梅の竹を選ぶ。
企業側もそれを知っているので一番売りたい物を竹の位置に持っていくことがある。



ハウスマネー効果
不労所得や臨時収入は、自分で稼いだ収入と比べて支出されやすいこと。


投資をやっているが、稼いだからといって、無駄遣いするのはやめようと思う。



符号効果
将来に受け取れる報酬に対してはせっかちになるが、損失にはそれほどせっかちにならないことz。


この効果はある人とない人がいて、ない人は将来発生する金銭または健康が減少あるいは悪化することを軽視するため、負債や肥満、喫煙習慣が高い傾向がある。



デフォルト効果
複雑な選択や状況は頭を使うので、最初の設定の状況のままで済ませようとする傾向。


何かの決定の際、このままでいいやってやり進めることは確かにある。
携帯ショップの端末購入時にやたら付く有料アプリも(期間限定無料と名打つ)デフォルト効果?



無料の力
金銭的支出がないことで、商品やサービスがより魅力的に感じること。


タダより高いものはない!!!



貨幣錯覚
物価変動を考慮せず、目先の賃金上昇などの名目価値に反応した経済活動。実質価値よりも名目価値に影響を受けること。


昨今の物価上昇。
私の会社でもそれに合わせて賃上げが行われてたが、まぁ、コストも上がったので生活は変わらずという感じ。
政治的に税金を減らして…的な政策を掲げる政党もあるなぁ。
実質計算したらどっちがお得なのだろうか。



確率加重関数
提示された確率を、主観的な確率に変換する式(関数)。一般的に低い確率は高く、高い確率は低く感じる傾向がある。


行動経済学の基本を見てきたけど、その場で気づけるかはわからない。
5年前家を購入した時も、沢山の仕掛けがあったなぁと思い出した。