slowly life 〜読書、美術館巡り、ワイン、コーヒー〜

気ままに日頃考えていることを文章にまとめるブログ。

J.S.Aワイン検定 Bronze Class

一般社団法人日本ソムリエ協会が主催する、ワイン検定を受けました。



検定会場は、複数あり、自分で講師の先生を選択することができます。
私は、以前一度飲みに行ったことがあるお店で開催される講習会を選択しました。
元々受ける気があったのですが、このお店で、チラシを見かけたことが最終的に受験の後押しとなりました。


受験前の勉強方法としては、Kindleでも販売されているこちらを使用しました。

クラスによっても過去問をプレゼントなどのサービスを行う講習会もあるようなので、それらを利用する方も多いようです。

ググるとわかるようにかなり多くの商材を売っている方も多いです。

YouTubeで解説されている方もいます。



テキストの内容を読んで、ワインの世界が少し広がりました。
アウトプットがてら、今回学んだことについてまとめます。
ほとんど箇条書きなので、参考にはならないと思います。
自分の中で、へー知らなかった!すごい!ってなったことを書き連ねました。


ワインの歴史
紀元前6000年ごろにメソポタミアのシュメール人により初めてワインが作られたと言われています。
2017年11月には、ジョージアで約8000年前の世界最古のワイン醸造の痕跡が見つかり、ジョージアがワイン発祥の地であると認定されました。

(ここ、矛盾があるように感じている。メソポタミアが今のイラン、イラクあたり。ジョージアもかぶってるのかしら?)

古代、ワインの貯蔵に使用されていた容器は、アンフォラ🏺←絵文字まである!!
16-17世紀にはガラス瓶とコルク栓のが発明され、ワインの普及は一気に拡大したそうです。


ブドウの栽培
・年平均気温10-16度 1日の温度格差があると良い。
・北緯・南緯30-50度の地域(日本は北緯20-45度にある)
・生育時間の日照時間は1000-1500時間
(日本の平均日照時間は2032時間、ブドウ生育期間は3月〜10月の約8ヶ月ほど)
・水分は年間降水量500-900mm(日本の年間降水量は1718mm)
・土壌は、痩せた砂利、礫質土壌が適している。
(ブドウにストレスを与えて、果実を充実させる)



覚えておきたいブドウ品種8種
定番の品種
日本国内の品種は今回初めてきちんと名前を覚えました。

ざっと覚えるポイントを箇条書きにします。


<白ブドウ>
甲州
紫がかったピンク色をしている(グリ系)。
2010年にOIVに登録された。
見つかった説として大善寺説雨宮勘解由説(かげゆし)がある。
糖度があまり上がらないので穏やかな味。
山梨県 島根県


シャルドネ
フランスのブルゴーニュ地方が原産。
環境への適応性が高い。
白ワインの女王。
ブルゴーニュ地方のシャブリ、モンラッシェ(世界最高峰の白ワイン)、シャンパーニュの主要品種。
フランス カリフォルニア オーストラリア チリ


ソーヴィニヨン・ブラン
フランスのボルドー地方が原産。
冷涼な気候が望ましい。
ロワール地方 サンセール プイイ・フュメ
ボルドー地方 セミヨンとブレンド
フランス ニュージーランド(人気急上昇) チリ


リースリング
ドイツ原産 
耐寒性が強い。
辛口から甘口まである。
ドイツ フランス オーストラリア オーストリア


<赤ワイン>
カベルネ・ソーヴィニヨン
フランス ボルドー地方原産
晩熟品種
メルロやカベルネ・フランをブレンドすることも多い。
カリフォルニア、チリでは単一で使用することが多い。
フランス チリ カリフォルニアニア オーストラリア 


ピノ・ノワール
フランスのブルゴーニュ原産
病気に弱く早熟品種 栽培が難しい
シャンパンなどのスパークリングワインの主要品種
フランス カリフォルニア ドイツ


マスカット・ベーリーA 
新潟県原産
川上善兵衛説
2013年にOIVリストに登録された。
イチゴキャンディや綿菓子のような甘い香り フルーティ
山梨県 山形県 


メルロ
フランスのボルドー地方原産
サンテミリオン ポムロール は特に銘酒
多産で病気に強い
酸が低く柔らかなタンニン
長野県の塩尻市は秀逸なワインを産んでいる
フランス イタリア カリフォルニア


覚えておきたいブドウ品種20種
ほとんど知らない名前ばかり💦
私の中で色々関連付けて覚えたのですが、皆にピンと来るかはわからないですが、一応書きます。


<白ブドウ>
アルバリーニョ
病気になりにくく湿度が高いエリアでも栽培可能
原産 イベリア半島の北西部
スペインとポルトガル(名前的にもスペインっぽい)
海のワイン
新潟県や富山県の物が注目を集めている。


ヴィオニエ
フランス ローヌ地方 コンドリューが有名
温暖な気候 病害に弱い 南フランスでも栽培
カリフォルニア オーストラリア 南アフリカ 


ヴェルメンティーノ
スペイン発祥(やはり名前もスペインっぽい)
グレープフルーツのような微かな苦味
イタリアのトスカーナ サルデーニャ島 フランス南部コルシカ島
地中海沿岸に普及


グリューナー・ヴェルトリーナー
オーストリア原産
乾燥を嫌うため、収量と水分のコントロールが必要。


ゲヴュルツトラミネール
淡いピンク色 イタリア北部トラミナーという品種が紀元
ゲヴュルツはドイツ語でスパイスという意味。
辛口から貴腐ワイン、極甘口など幅広い


シュナン・ブラン
ロワール地方原産 冷涼な地の方が良さげ
辛口から甘口、貴腐ワインまで
長期熟成も可能  南アフリカではスティーンと呼ばれていたことも。


ジルヴァーナー
原産はオーストリア 病気に弱い
ドイツのフランケン地方では、ボックスボイテルという独特の扁平形のボトルに詰められることでも有名
(アメリカのロックバンドニルヴァーナに名前似てるなぁって思いながら覚えた)

瓶の形とセットで覚えると分かりやすい。


セミヨン
貴腐菌がつきやすい
ボルドー地方原産
安定した収量が期待できる。
ソーヴィニヨン・ブランとブレンドでデザートワイン(貴腐ワイン)がつくられる。


世界3代貴腐ワイン
フランスのソーテルヌ ドイツのトロッケンベーレンアウスレーゼ ハンガリーのトカイ


トロンテス
スペイン原産 アルゼンチンのみで栽培されている。


ピノ・グリ
灰色を帯びた赤紫色をした白ワイン用ブドウ品種
グリとフランス語で灰色の意味
原産はフランスのブルゴーニュ ピノ・ノワールの突然変異
フランスアルザス地方やドイツが産地
アメリカやニュージーランドで生産されている


<黒ブドウ>
カベルネ・フラン
フランス南西部原産 ボルドー地方を中心に栽培
冷涼な場所でも完熟 ロワール地方では主要品種
ピーマンのような清涼感


カルメネール
ボルドー原産 フィロセキラの被害を受けた
チリが最大の栽培地域に 長い間メルロと勘違いされていた チリといえばカルメネール


ガメイ
大粒 ボージョレ・ヌーボーはこの品種から
早熟で多産 
高品質なものは冷涼な地域で痩せた土壌から生まれる
イチゴキャンディのニュアンス
タンニン控えめでフレッシュ
フランス以外ではスイスが栽培に力を入れている。


グルナッシュ
スペイン原産 ガルナッチャと呼ばれている。
晩熟で長い生育期間を必要 暖かいエリアを好む。
糖度が上がりやすく、アルコール度数が高くなる
ブレンドが多い シラー ムールヴェドール GSMと表記されることが多い


サンジョヴェーゼ
イタリア トスカーナ州 
クローンが多い
キアンティ ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ 
コルシカ島・アメリカ・アルゼンチン・オーストラリアでも栽培


シラー/シラーズ
ローヌ地方北部が原産
温暖で湿度の低い地域が良い オーストラリアではシラーズ
フランス オーストラリア スペイン アルゼンチン 南アフリカ


ジンファンデル
温暖で乾燥したエリアを好む
アメリカ 南アフリカ オーストラリア


テンプラニーリョ
スペインのリオハが原産 
スペインとポルトガルで主要品種
スペインのどのブドウよりも早く熟すため「少し早い」という意味がつけられた。
スペイン リオハ地域 アメリカンオーク樽で長期熟成させたもの


ネッビオーロ
イタリア北部 バローロ バルバレコス はこの品種100%
Nebbia=霧 
葡萄を収穫する時期がかなり遅い 
晩熟 世界で最も寿命が長いワイン
アルゼンチン カリフォルニア


マルベック
小粒 フランス南西部
アルゼンチンがメイン
黒ワイン 



ワインの保管
クーラーがない場所
12-15度 湿度70-75度


全然覚えられない💦



一応タイムスケジュールはあるのだけど先生の解説が長引いていました。

試験もできた人から上がっていく感じでした。

50問中46点4問間違えました。

問題の解釈間違えもあったので反省。

次回シルバーも受ける予定。

もっと幅を広げて色々と想像力を持ちながら勉強していくぞー!