森美術館 ワールド・クラスルーム:現代アートの国語・算数・理科・社会
年に数回ほど美術館に無性に行きたくなることがある。
そもそも都内に出ることなど、意識しなければ2、3ヶ月くらいないこともある。
たまたま何かの用事で東京に行く際、ついでに何かしようと考えた結果、頭に浮かぶのが美術館巡り。
去年まではそれがフクロウカフェだったのだが。
美術館は高校生の頃から好きで、時々行っているけど、意識をしないと、どんな展覧会だったか思い出せない。
家にたくさんのチラシやらリーフレットが溜まっていくばかり。
やはり、記憶に残すためには文章にすることが一番。
森美術館で開催中の展覧会
ワールドクラスルームを観覧してきた。
展覧会に行った時は必ず1点、これだと言う絵に出会って、その絵の作者や、どう言った状況で書いたのかというものを調べるようにしている。
今回の展覧会で印象に残ったものはこちら
早起きは三文の徳
フィリピンのアーティスト ロデル・タパヤ
早起きは三文の徳 | コレクション | 森美術館 - MORI ART MUSEUM
ポストカードも売っていたので購入した。
なんといってもワシが描かれていることがポイント。
フィリピンに伝わる先住民族の民間伝承や伝説を主題とした絵を描いている。
伝説について上記URLに書いているがあんまり良い話ではなさそう。
Root of Steps
宮永愛子
今回の展覧会のために作られた作品。
ナフタリンという素材で作られた、靴たち。
それぞれの靴の所有者は六本木に関係のある人たちだとか。
ナフタリンという素材自体は、経年とともに揮発して形がなくなっていくものらしい。(防虫剤に使用されている)
消えてなくなる美術品、素敵だなぁ。
ヤコブキルケゴール
デンマーク
白いスクリーンに雲の絵が映し出され、サーバーを録音した音声が流れている。
正直なところどんな音声だったか思い出せないが、
ここの部屋の窓から見える風景と雲が重なって不思議な気分になる。
この展覧会は、世界中の作品を教科書の科目的なカテゴリーにわけて展示している。
学芸員の感性(解釈)等を私たち観覧者がどう捉えるのか。
私たち学生は作品から何を学べるのか?
今回挙げた気に入った作品がどの科目の物か忘れてしまったけど、一つの作品を気に入り、少しでも考える過程が美術鑑賞をする上でとても楽しいことだ。
今後も、同様に何か一つは必ずお気に入りを決めて、文章に書くことを徹底したいと思う。
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