広島市現代美術館 ガラスの器と静物画
山野アンダーソン陽子と18人の画家
1冊の本を作成するのためのプロジェクト。
山野さんに、画家達が、こういうガラスを作って欲しいと依頼し、山野さんが作成。
その後そのガラスを題材に画家は絵を描く。
写真家・三部正博さんが画家達のアトリエに訪れ写真を撮る。
デザイナー・須山悠里さんが本を作る。
展覧会の展示の仕方としては、本当に何も情報がない。
絵や写真が飾られ、山野さんのガラスが展示されている。
説明も画家の名前もタイトルも展示されておらず、数字のみが作品のそばに書かれている。
山野アンダーソン陽子
1978年、スウェーデンのストックホルムを拠点に活動するガラス作家。
北欧最古のガラス工場であるコースタ内の学校で吹きガラスの手法を学び、スウェーデンの王立美術工芸デザイン学校にて修士課程を修了。
いくつか気になった作品を挙げる。
7 イルヴァ・カールグレンのアトリエに佇むガラス食器
ルーレオ生まれ、ストックホルム在住 1984年
19 イェンス・フェンゲ Yoko’s Glass
ヨーテポリ生まれ、ストックホルム在住 1965年
様々な素材をコラージュする作品で知られる。
21 木村彩子 Stem for pink /7 May
東京都生まれ、佐賀県在住 1979年
植物を中心とする身近な自然を絵画のモチーフとする。
装画や挿絵なども手がける。
22 アンナ・カムネー The Naked Dive
ストックホルム生まれ、在住。 1977年
薄い膜を描くことが多い。
28 石田淳一 アトリエの陽光ー山野アンダーソン陽子のガラス器と私ー
埼玉県生まれ、在住。 2004年
オーソドックスな技法で小道具や果物など身近なものをモチーフに静物画を描く。
現代美術館の良いところは、知らないアーティストに出会えること。
教科書で習うことはない人、しかし、美術界の中では評価され、現代も活躍されている方達に会える。
その中でも、私はごく一部の人の作品や名前しか記憶することができない。
限られた時間で鑑賞し、印象に残ったものをメモし、後から振り返る。
今の私にはそんなことしかできない。
今回出会った作品と、新しく知ったアーティストたちの名前。
ここにブログ記事として記録し、これから先再び作品に出会えることを期待しながら、
今回の出会いに感謝しようと思う。
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