slowly life 〜読書、美術館巡り、ワイン、コーヒー〜

気ままに日頃考えていることを文章にまとめるブログ。

ブックコミュニティについて感じたこと

本好きの人が集まるコミュニティ - slowly life 〜読書、美術館巡り、ワイン、コーヒー〜


この記事にも書いているが、あるブックコミュニティに所属している。

ここでは、今まで誰とも話したことのない題材をしゃべることができる。

しかも一方的ではなく、対話という形式で。

初めの頃はどこまで自分を出して良いのか分からずにいたが、最近はメンバーのことも少しずつわかってきて、調整できるようになってきた気がする。


「対話をすること」は気分によって左右される。


関わりたい時期とそうでない時期が満ち引きのような感じで訪れる。

対話していくうちに気分が良くなることもあるけど、基本的に気が落ちている時は避けるべき。


「対話した後」も、様々な影響を受ける。


夫以外の人と腹を割って話す行為、刺激的ではあるが、もやもやすることもあり、色々と自分自身の崩壊にも繋がっている。

ただ、思考するきっかけをもらえるので、日々の暮らしの中で、さまざまな問題意識に目を向けることができ、脳内は充実している。



このブックコミュニティでは、一緒に勉強できるというメリットもある。

興味はあり、本も読んでるけど分からない。

1人だと読めない。

そう言う時に、誰かと一緒に本を読み通し、意見交換したり、ブログ記事などに書いて理解をまとめる。


最近コミュニティにいて感じるのは

あくまで彼らはオンライン上の関わりがメイン

zoomなどで喋ったり、考えの書かれた記事を読んで相手のことを理解した気になっているが、結局のところ同じ人生を歩むことはない。

その人が過ごした時間、経験したことは、主観の入った言葉に過ぎない。

ついつい言葉の世界が気持ちよくなって、相手のことを大きく捉えてしまうけど、そこまで期待はしてはいけないと、少しずつ気づいてきた。

逆も然り、たった一時の時間対話しただけで相手を決めつけ、自分より下だと思ってはいけない。


このコミュニティに限らず、私が読んでいる様々な書籍や、YouTubeなどの発信も結局は主観に過ぎない。

ましてや著者や作成者と対話する機会すらない。

関心する本、尊敬に値する偉人たちはたくさんいるが、結局は理解しきれない。

自分の中の情熱を喚起させるための存在という位置付けであろうか。

偉人の本ばかりを読んで脳内に快楽物質を流して気持ちよくなってるだけじゃ意味がない。

現実の世界で行動を起こすことこそ大事なのだろう。

だったら一番近くにいる人と、対話して、思考を深める方が良い。

コミュニティに属したことでより一層家族への関心が深まった。

コミュニティ内で話した内容を夫に共有すること、夫と話した内容をコミュニティ内で発言することで、ただ続く毎日に意味が宿るような気がしている。


このコミュニティには、基本的に深く考えているであろう人が多いので、感心することが多々ある。

この質問にはこう答えると良いのかっと気付かされることがある。

時々その人の発言をいただくこともある。

自分の考え方に落とし込むように。


私はコミュニティに属したことで、自分は結構人に興味を持つタイプなんだと気づいた。

人って面白いと感じている。

誰かの意見や話の内容に感情的になるのではなく、少し俯瞰して、こう言う背景があるからこんな意見を持つのかなぁなど想像してみることも楽しい。


コミュニティに入って思うことは、一方向でしか発信しない人にはあまり魅力を感じず、関心も持てないということ。

相手の話を汲み取った上で発言ができている人に惹かれる。

基本的に文章化する時は、一方的になりやすいと思っている。

コメントの応戦もなんだかなぁと思う時も。

やはり対話が大事だなっと思う。


フクロウ関連のSNSを通して感じたことだが、コメントのやりとりをする時と実際のオフ会で会ったときでは相手の印象がかなり変わる。

なので私はできるだけオフ会やzoomなど対話できるイベントに出ようと思っている。


コミュニティ内で投稿する記事は、イイねやコメントなどの反応を求めてしまうので、積極的には書けていない。

なのでこのブログを利用して、だらだら一方的に考えを流し続けている。

しかしこの行為が自分の心の安定にもつながる。

今後も反応を気にすることなく、素直な気持ちや気になったことをここに書こうと思う。


時間がある時コミュニティ内の様々な記事を見てまわることがある。

このコミュニティを卒業してしまった人、積極的に活動していたのに急に萎んでしまった人など、見てきて思った。

コミュニティ内での活動は、ノリ(はまり)と飽きの波があり、自身ではどうしても調整できないのだろう。

私自身もたった7ヶ月の間で、その波を実感している。

明らかに興味が薄くなる時期と、すごくハマってしまう時期がある。

フクロウコミュニティに積極的にいた時の状態と同じ経路を辿るのかもしれない。

いつしか投稿を見る時間が減ってしまう時がくるのだろう。


さて、私はこのコミュニティで何を成し遂げたいのか?

いや、成し遂げようなんて考えていない。

気まぐれに自分の気分や感覚を大事にして

イベントを立ち上げたり参加したりで良いではないか。


ようやくコミュニティの利用方法がわかってきた気がする。

自分のリアルな生活を大切に、暇つぶし、逃避行動のためにこの場所を利用してやれ!