若かりし頃の私と日本文学
ブックコミュニティに入って、「文学」というものが気になって止まない。
最近借りる本はほとんど文学作品。
過去を振り返ると、実は文学に触れている時は何度かあった。
高校生
担任の先生が国語の教師かつ演劇部の顧問だった。
国語が万年平均以下だった私は苦手意識を持っていたが、先生の授業が楽しくて、好きになっていた。
覚えている作品は
「こころ」夏目漱石
「陰翳礼讃」谷崎潤一郎
「山月記」中島敦
授業の作品を通して他の本を読んでみようと
「吾輩は猫である」夏目漱石
「細雪」「春琴抄」「知人の愛」「刺青」谷崎潤一郎
を読んだ記憶がある。
谷崎潤一郎作品に熱をあげていた。
女性の描き方に惹かれたのだと記憶している。
大学生
人生で一番適当で堕落して夢のない時期
気分の移り変わりが激しくて、コントロールの仕方がわからなかった。
この時期にアニメを見ることにもハマった。
「人間失格」太宰治
「堕落論」坂口安吾
読んでたな。
共感ばかりしていた。
あまり文学作品は読んでいないけど、それなりに私の中でブームが訪れ、その時の自分にあった作品を見つけて読んでいたようだ。
文学の定義がだんだんわからなくなってきている。
weblioでは
文学(ぶんがく、英語: literature)とは、言語で表現された芸術のこと。随筆、小説、脚本、詩、評論など。また、それらを研究する学問(文芸学を参照)。文芸(ぶんげい)ともいう。
と定義されている。
そっか現代作家の小説も文学作品だ。
そういえば、今年はいろいろ読んできたなぁ。
「文学」「読書」という言葉が大きい響きに感じ、
好きと言っても良いのか?とか考える時もあるけど
おそらく私はそれなりに文学に触れてきており、好きなんだと思う。
いまいちピンときていなかったけど、もう少し低いレベルからサクッと決めちゃって良いのかもしれない。
「文学好きのMaddyだよ!」
なーんて軽く言ってしまおう。
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