slowly life 〜読書、美術館巡り、ワイン、コーヒー〜

気ままに日頃考えていることを文章にまとめるブログ。

何故ワインに興味を持ったのか

様々な悔しさを胸に、山梨ワイナリー巡りを行う中で、ワインに対する思いなど整理することができた。


何故ワインに興味を持ったのか?


1番の理由は、エネルギーを発散したいと思ったから。
ワイン検定を受けようと思ったきっかけは、友人や周りの知人たちがソムリエ資格を持ったからと表面的には言っているけど、
本当は長い不妊治療生活の中で、悔しさを紛らわすためでもある。
妊娠できないんだったら、妊娠中できないことを思いっきりやってしまえと。
負の感情をエネルギーに転換させて、勉強しているといっても過言ではない。


ブロンズクラスのワイン検定受験前に妊娠が発覚して、とても嬉しい気持ちで受験に挑んだ後、
シルバー検定受験の申し込み期間中に流産となり、受験しない理由がなくなってしまった。


それから3週間かけて少しずつワインの勉強を始めることにした。
ブロンズの時よりも多い情報量。
こんなの知ったって生活には役に立たないと思いつつも、勉強を始めると、地理や歴史についてわかってきて、結構引き込まれる。
できるだけ地名を覚える時は(特に旧世界、ヨーロッパ)ワインだけじゃなくて、芸術家や音楽家の出身地と関連付けて覚えるようにしている。


フクロウへの興味関心を別のものに移行したかったから。
今年7月に紙の本としてフクロウの飼育についてまとめたことで、オナガフクロウふぐに対する様々な感情を全てぶつけられたと感じている。
次なる興味は、本当なら子育てと言いたかったところだが、何もない。
もしも子供ができなかった時、私は何のために生活を続けるのか?と考えていた。
現在の仕事は、とても楽な立場で、スキルアップも何も望めない。
ただ安定してお金を稼ぐために働くという感じだ。
何もスキルアップできていない上、何かのために働く大きな理由もなく。自信も失いつつあった。
形にしたいと思ったら、資格の習得がわかりやすい目標になった。
様々なお酒がある中、聞こえがいい資格はソムリエ。
わかりやすい物に飛びついた。


私は農家の娘
両親が農家というわけではなく、祖父母が農家だった。
広島の北の方に住み、葡萄を育てていた。(他、米や野菜をたくさん育てている)
ビールでも、日本酒でも、ウイスキーでもなくワインに興味を持ったのは、祖父母の葡萄の味を覚えているからかもしれない。
ワインの勉強を通して、農家に対するリスペクトが強まっていると思う。
それは同時に祖父母に対する尊敬の気持ち。



ワインを勉強するにはまだ少し動機が薄い気もするが。
将来フクロウのいるコーヒーもワインもいろんなものは飲めるバーを作るために頑張ろうと思う。
何も進めない今は、知識を蓄える時だと思って、たくさんインプットして、土台を固めていきたいと思う。


このブログでも飲んできたワインの紹介をしていきたいと思う。
ブログの趣旨が自分の興味に従ってどんどんそれてきているけど、どうぞお付き合いください。